憧れの人

 僕は小学生の頃、新聞記者に憧れていた。4年生の時の国語の時間に学級新聞を作った。上手だと先生に褒められた。どこがそうだったかは忘れたが…。
 先日、サンペテルブルク・サミット終了後の小泉首相の会見の模様が放送された。新聞ではないが、「フジテレビの安藤優子です」と彼女が出た時「ホォー」と思った。全世界の人の耳目のなか、カッコイイー。子供の頃の憧れはどうやら一生続くものらしい。
 ところで、僕が尊敬(?)するジャーナリストだが、筑紫哲也さんを始めとする現在テレビで活躍している大手新聞社のOBではない。実は、それは西山太吉さんなのである。いちいち説明しなくても彼がどんなお仕事をされたかは知る人ぞ知る。一点だけ。そのやり方が最高である。女性と「情を通じて」ニュースを取材したからだ。並の男の出来る芸当ではない。彼が羨ましーい。記者の鑑だと思う。不謹慎だと言われようが一向に構わない。ひょっとすると映画「慕情」で朝鮮動乱で死亡してしまうマーク記者より上を行くのでは…。そう云えば「ローマの休日」もカッコいい新聞記者のお話でしたね。
太吉っあーん、頑張って。