2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

波乱含み

ブッシュ米大統領が近く来日する。 米国産牛肉については、年内にも輸入が再開される見通しだ。狂牛病をまだ心配する向きもあるが、牛丼の味の復活を望んでいる。あんなに安くて旨いものは他にはない。とにかく早く喰いたい。 沖縄の普天間基地移設では県と…

第三の道

私が小学生の頃、英国について学んだことは「ゆりかごから墓場まで」という言葉で象徴されていた。福祉を充実させて国民の生活を政府が守るということだった。 しかし歴史は、その政策が間違いだと証明した。英国は過保護によって「英国病」と呼ばれる病気に…

3からの連想

なんだか最近3という数字が頭の中に浮かんだり消えたりして気に懸かっている。そこで連想ゲームではないが、あれこれと思いを巡らせてみた。 博打でオイチョカブという遊びがある。9(カブ)が強い。僕は3を手にしている時、カブの可能性を一番強く意識で…

紙吹雪

当たり馬券が紙吹雪のように舞い散り菊花賞が終った。結果は大方の予想通り強い馬が強い勝ち方をした。唯それだけ。単勝の配当は百円の元返し、何のために馬券を買ったのか分からない。ハラハラ・ドキドキした分だけ損したのか、否、楽しみ賃だったのかもし…

離婚

最近、芸能界で離婚の話題が二つあった。一般人と違ってよく目立つ。僕のような野次馬はテレビに噛り付く。退屈せずに済む。 萩原健一さんと横内正さんである。ショーケンのばあいは本人がテレ朝との独占インタビューに応じた。コメンテイターのなかにしれい…

昔の映像

歌手の大橋節夫さん。八十歳でいまだに現役であるが、この初夏にファイナルコンサートが開かれた。テレビでその模様を見た。いい歌が多く、さらに彼の若いときの映像を見たいと思った。僕の世代より上なので、彼が若くバリバリだった頃のステージを見たこと…

マブチ事件

刑務所から出てきた人間がまた罪を犯してしまう。残念だとしか言いようがない。いったい何のための服役だったのか、その意味がない。 マブチ事件は服役中に計画し出所後に実行された。怨念ではなく単なる行きずりの犯行だった。常習犯ともう一人も殺人の前科…

男冥利

名古屋地域の大手製パン会社の社員が、労働組合のお金十数億円以上を猫糞して多くの女性を愛人にしていた…。先日そんなニュースが流れた。 三十年以上も前だが、タイ国のチェンマイで日本人男性が現地の複数の女性を“妻”にして生活していた、と話題になった…

もうそろそろ

来年四月に議員年金が廃止になる。結構なことである。月日の経つのは早いもので、衆院総選挙が終ってもう一ヶ月余が過ぎた。話題を呼んだ新議員たちはそろそろ落ち着いただろうか。どぶ板を忘れてしまって、赤絨毯の上をふんぞり返って闊歩しているかもしれ…

金(キン)のはなし

10月10日、財務省が金を売り出した。高値が付いたらしいが、量が少ないので焼け石に水とのこと。現代日本の金融・経済に影響を与えるには程遠い。最近の国内外での金価格の値上がりは17年ぶりだという。買いたいと思っても私には縁遠い話である。しか…

絶対的不幸

親が外出中に3歳男児が5階から転落死した。あるいは海水浴場で発砲スチロール箱に乳児の遺体が見つかった。ほとんど毎日のようにこの種のニュースが新聞に載っている。いつぞやはパチンコに熱中、駐車場に停めた車の中に自分の子供を置き去りにしたため死…

続・郵便局

郵政民営化が実現される。だが、賛成論者が期待するように競争が働くか疑問視する見方が一部にある。旧国鉄は成功した。地域で分割したのがいいらしい。郵便局の場合、ただ株式会社にしただけで、この視点がないと指摘する学者もいる。“寡占”状態を作り出す…

生きとし生きる

若くはないので恋愛について書くとなると非常に気恥ずかしい。が、喉元に閊えている感じなので吐き出さないと、次に進めない。 故石原裕次郎さんの非アクション作品のうちのひとつ「憎いあンちくしょう」について。相手役は浅丘ルリ子さん。私と同世代で映画…

首相の靖国参拝

10月17日午前、小泉首相が靖国神社に参拝した。これまでとは違い私人の側面を強調している。国の内外でまた議論が百出している。私はこのニュースに接して二つのことを考えた。私人と公人の区分はどこか、日本の国益に沿う行動か否か―である。 私人とし…

米軍撤退への願い

報道によると、イラクに駐留する米軍の撤退などを訴えてワシントンで9月24日にデモ行進が行われた。10万人規模に膨れあがったという。集会ではイラクで戦死した米兵の母親で、派兵反対の象徴的存在になったシンディ・シーハンさんも登壇。「これ以上1…

ガス田開発

日本・中国間には揉め事が多くある。平和友好条約が泣いている。東シナ海のガス田開発もそのひとつだ。日本側から見れば中国が無茶苦茶だというが、中国は「俺たちの当然の権利だ」という。昔なら軍隊を送って戦争になるが、現代ではそこまではいかないと思…

健診の過剰と適正の境目

ジャーナリストの鳥越俊太郎さんが直腸ガンで入院した。三年ぶりの人間ドックで見つかったとのこと。最近、人間ドックが話題になっている。二度ばかりテレビで特集番組を見た。 「なぜ年一回受診しないの」となるが、必ずしもそうは思わない。毎年受けていて…

歌舞伎のこと

僕は芝居は全くといっていいほど見ていない。今後もたぶん見ないだろう。なぜかは今日は書かない。だが歌舞伎だけは別だ。齢を取って来たせいもあってか、英語文化より日本の伝統芸能の方が肌にあってきた。歌舞伎は綺麗でとてもいい。感極まって見得を切る…

顔のホクロ

顔……。勿論、自分の顔である。齢を取ってきたせいかシミが目立ってきた。ホクロも大きなのが三つある。朝の洗顔の際に鏡を見て、日を追うごとに、それらの“気に懸かる程度”が、増してきた。家内は「放っときなさい」と言ったが、「取り除いて貰おう」そう決…

女性エコノミスト

この頃では日本に女性エコノミストと呼ばれる人はたくさんいる。われわれの学生の頃は英国のジョーン・ロビンソン女史ぐらいだったのではないか。当時、その著「経済学の曲がり角」(原題:ECONOMICS)を手にした私は、内容もよく理解できないのに妙にインテリ…

自爆テロ

巨匠・黒澤明の作品に「赤ひげ」がある。その中に貧困のために一家心中する場面がでてくる。赤ひげは社会の病気のほとんどが貧しさに起因すると言う。 インドネシアの代表的観光地バリ島で十月一日、爆発事件が起き多数の死者がでた。東南アジアを地盤とする…

ドッジボール

先日の休日、快晴。買い物と散歩を兼ねてふらりと外出した。途中、小学校のグランド横を通りかかると大きな歓声、多数の人だかり。ドッジボールの試合らしい。各地で運動会が盛んだが、最近ドッジボールが流行っているのかな。来春には米国の映画も上映され…

靖国参拝違憲

小泉首相の靖国神社参拝は違憲だとの判断が、さる三十日、大阪高裁ででた。同種の訴訟は他にもあるが高裁の段階で判断が分かれている。 外国、特に中国や朝鮮半島の人たちとのお付き合いがあるので、日本だけで首相の靖国参拝は「勝手でしょう」とはいかない…

続・言葉の怖さ

言葉は怖い。国会議員が「バカヤロー」と言ったのが原因で解散になったことがある。日本の漁船の護衛のために「軍艦があったらなあ」とかで、辞めさせられた農水大臣もいた。小泉首相は「人生いろいろ」と云って叱られた。私は首相の「…いろいろ」は取り上げ…

注目議員

小泉チルドレンのエース格、片山さつき、佐藤ゆかり両氏が七日の衆院特別委で民主党を攻撃する質問をした。週刊誌も色々書いているし女性高級官僚とエコノミスト出身だから、外野席の私も興味深々。報道によると…。「赤字になったら税金投入でいいのか」と片…

四文字熟語

プロ野球・巨人軍の新監督に原辰徳氏が就任した。記者会見をテレビで見たが、気になったことが一つある。四文字熟語が目立ち過ぎたのではないか。全身全霊、全知全能と畳み掛けるように発言していた。自軍を思う余りの自然の気持ちの発露として、そのような…

プロ野球の雑感

プロ野球シーズンも、そろそろ終幕を迎えようとしている。日本シリーズで、西武あたりが出てくると面白そうだが…。 楽天は完敗したが、阪神は乾杯した。何かと話題も多い。ドラフト会議で、巨人の堀内監督が失態を演じた。清原、野村らの去就や如何に。 我が…

朝鮮民主主義人民共和国

6者協議が決着し北朝鮮が譲歩した。核の全面放棄となった。それはそれとして…。日本との話し合いが復活するが拉致問題については解決済みだそうだ。救う会は経済制裁を声高に叫んでいる。それは止むを得ない措置ではないか。だが、日本国政府は態度を曖昧に…

言葉の怖さ

昨晩、夢を見た。なんと僕が閹魔大王にペンチで舌を抜かれそうになっていたではないか。朝起きて少し気味が悪かった。僕は、かなり能弁の方だ。放送局と云われたこともある。止まらなくなる。それで失敗もした。こちらが冗談でも相手はそうは受け取ってくれ…

郵便局

家内から聞いたこと。−去る九月の中ごろ、「ピンポーン」とベルが鳴ったので、応答したところ、郵便配達のおじさんだった。簡易書留なので印鑑が必要だった。−此処までは、 別に従来となんら変わりはない。 「年賀状はもう注文しましたか?」との問い。家内…