2005-01-01から1年間の記事一覧

年賀状嫌い

私はこの歳になっても年賀状が好きではない。否、むしろ嫌いだ。たとえ相手が誰であれ貰っても嬉しくはないし感動もない。「ご苦労さん」という気持ちはありますが。むろん自分から書くことはない。子供の頃はこんなふうではなかった。出しまくっていた。小…

下衆の勘ぐり

本日の小泉劇場は忘年会。去る20日(火)に公邸で行われた。杉村太蔵君は「チェッ、料亭じゃないの…」とは云わず「幸せでした」と感想を述べた。 さて、来年9月の総裁選を視野に入れた“小泉派”の旗揚げだと一部マスコミは断じている。小泉さんは政策の継続と…

量より質

今年も残り少なくなってきた。例によって、新聞各社は「今年の10代ニュース」などと言っている。私としての今年一番の出来事は、やはりこのブログを始めたことだ。9月からだ。知人が5月頃「 ブログを始めたので読んで、投票してくれないか」と電話してきた。…

先駆者

変なおじさんが普通のおじさんになった。英国ロック界の大物、エルトン・ジョンさんが21日、正式に同性婚を挙げた。同国で「市民パートナー法」が施行され異性カップルとほぼ同様の法的権利が与えられた。彼は私と同じ年齢だが、いやはや驚きこの上ない。家…

美しい文章

かねがね美しい文章を書いてみたいと思っている。才能などとは無縁の僕だが日々、そんなことに拘っている。最近パソコンで本が読めるので時間があれば少しでも読書をしようと心がけている。 太宰治氏の「雪の夜の話」という短編を通読した。気に入った箇所―…

保護観察

僕は小学生のとき同じ学校の年上の不良少年(通称ターボー)から小使い銭をたかり盗られたことがある。数回に及んだ。被害者は僕だけではなかった。警察沙汰になった。警察の人が家に来ていろいろと尋ねた。それは文字になった。調書というやつかな。ターボ…

予想の外れ

22日、列島上空に真冬並みの寒気が入り、各地が大雪に見舞われた。気象庁は当初は暖冬傾向の予報を出していたが、異例の修正となった。寒冬だそうだ。気象庁さん、下手な予想は止そう!?…。 私は今では車の運転はしないので、今回の大雪でも影響はなにも受…

史上最強馬

ディープインパクトが有馬記念を勝ったら、日本競馬史上の最強馬との呼び方が正当化されると思う。無敗で有馬を制した馬はいないからだ。敢えて死角を探せば今度は相手が違う。年上の連中との勝負だ。だが、菊花賞を終えた後だからもう年の差なんて関係なく…

きれいな金儲け

みずほ証券が株売買で誤った発注をしたため400億円を超える損失を出した。一方、証券グループ6社が当該株(ジェイコム)を安く買い儲けていた。誤注文を取り消せなかったのは東証のシステムにも問題があった。与謝野金融財政相は法律上の問題はないとしなが…

有馬記念(後)

馬券の思い出。メジロデュレン(村本)とユーワジェームス(安田富)の組み合わせで万馬券がでた時、私は現場でこれを4000円分的中させた。枠連で4−4というフォーカスだった。知人数人と行ったときだったが、私は卑怯にも(?)それを黙っていた。自慢げに喋ると…

有馬記念(前)

有馬記念競走が近づいて来た。忘年会競馬だとも云われている。ボーナスが出た後でさらにそれを増やして正月遊びの軍資金にしようとの“ヤマッ気”が頭を擡げて来る。ジャンボ宝くじもそうだ。人間、欲の塊だから…。 今の中山競馬場に改装される前年と、その後…

わがまま

人間、自分のことは自分でしなければならない。人を当てにしてはならない。成長の過程で失敗を重ねながら徐々に自助ということの大切さが身についてくる。しかしながら、私たちは日常の様々な場面で人に頼らなくては生きて行けない。そこで対価という問題が…

性悪説(後)

イカサマについて書いているのだ> マンションの強度偽装問題が発覚して以来、専門家は「我々は性善説に立っている」と言っている。要するに、悪いことをする人なんていないとの前提だから、今回の事件が明るみに出てもそんなの信じられないとなる。だが、そ…

性悪説(前)

マンションの耐震強度偽装問題は、徐々にその事実関係が明らかになってきた。国会に呼ばれた人間の中の何人かは嘘を付いている。恥知らずで実にけしからん野郎どもだ。 「一気通貫」−こんな麻雀用語は久しぶりに聞いた。証人喚問で質問者の議員が“連なって悪事…

イルミネーション

先日、TVで放送していた。夜の帳が下り夕食どきを迎えた住宅街にひときわ眩しい光を放つ家が最近では少なくない。家全体がクリスマスのイルミネーションで被われている。そして、そういう人たちにはそれなりの理由があるのだ。 神社の辺りで街頭がひとつだけ…

男の涙

男の涙が話題を呼んだ。フィギュアスケートのNHK杯で優勝した織田信成君だ。勝利が決まった瞬間、あらん限りの形相で悲鳴にも似た声を張り上げて号泣したそうな。これについて意見が分かれる。つまり、じっと涙を堪えるところに男の美学がある。かつての高倉…

塾講師の女児刺殺

京都府宇治市の塾講師が小6の女児生徒を刺殺してしまった。ショッキングこの上ない悲しい事件だ。昨今、女児の殺害が多発しているが、それは性犯罪の変形だと思う。普通の男なら、それなりに工夫をして性欲を巧くコントロールしていく筈だが、それができない…

ジョン・レノン

僕の青春時代を振り返るとき、ビートルズを抜きにしては考えられない。高校1年のときに彼らの音楽が耳に届いた。エルビス・プレスリーの後半の部分と重なる筈だ。当時、前田武彦さんが案内役を務めるラジオ番組で毎週ヒットチャートの1位にランクされた。僕…

確定拠出年金のこと

会社勤めをあと一年半余残しているが、ここに至って企業年金の仕組みが変わる。確定拠出年金とか云うらしい。 何か商売をしてお金儲けをしようとする人はそのリスクを自ら背負う。その代わり成功すれば儲かる。従来、一般のサラリーマンがリスクを負担するな…

続・ディープインパクト

明日(11日)のJRAの競馬は朝日杯FS。2歳チャンピオンを決めるレースだが、久しぶりに冠号フサイチが第一級の舞台に登場してきた。(このところ競馬を追いかけていなかったので少々、自信がないが…)オーナーの関口氏の桁外れの競馬好きは有名だ。 ところで昨…

サンタのおじさん

♪真っ赤なお鼻のトナカイさんは、いつもみんなの人気者…♪ クリスマスシーズンがやって来た。仏教徒である日本人には直接の関係はないが、それにかこつけて呑んだり喰ったり騒いだりするのが習慣になっている。酒呑み人種にとっては理由などどうでもいい。と…

忠臣蔵と清水次郎長

毎年この時期になると忠臣蔵が話題になります。日本の古くから伝わっているお話は仇討ちをテーマにしたものが多くあります。忠臣蔵はその代表格です。子供の頃、映画各社の競作でオールスター作品としていろいろありました。懐かしく思い出されます。しかし…

日本国を憂う

大手の新聞に次の時事川柳が載っていた。「この国を一皮剥けば安普請」−。云うまでもなく最近の強度偽装問題を皮肉っている。ミニ解説によると明治の文豪・森鴎外もそう書いているとのことだが、私はそれがどの作品なのか知らない。鴎外は「阿部一族」を読んで…

拙い「経済私論」の断片(後)

経済の営みは各国家の政治という壁で仕切られている。国ごとに交換手段としての通貨が異なっている。売買するばあいの比率が問題になる。外国為替というややこしいものが生まれてくる。 ところで、私は絵画を見るのが好きです。年齢とともに好みは変化してき…

拙い「経済私論」の断片(前)

経済のことを考察するばあい、最初に思うこと―。人間の欲望に比して利用できる資源の量は限られているから、最も合理的に配分される仕組みが絶えず模索されている。 株価が1万5000円台を付けて上昇してきた。昨年暮れ、経済専門家によれば、今年の円相場は1…

信仰心

義母が云うには歳を取れば信心しかないとのことだが…。私は若いときから自分の中に信仰心、乃至はそれらしきもののかけらすらないのではないかと思ってきた。信仰には無縁の人間なのだろうか。葬式や法事で僧侶の読経を聞いていてもピンとくるものは何もない…

親の過去

子供が成長して、それ恋愛だ結婚だという話題が身近に迫ってくると、それまでは別段問題にならなっかた親の過去が日常生活の中で、前面に出てくることになる。子供が「へぇーお父さん昔こんなんだったの」と云って驚く場面もままある。、 最近、60年代に大ブー…

スポーツ雑感(後)

浪速のボクサー・亀田興毅さんは強い。先日、TKOで勝負がついたことについて「俺かて人間や、たまには外すこともあるわいな」と言っていた。早く世界チャンピオンになってね。ところで全然知らなかったが、日本にプロバスケットボール「bjリーグ」が誕生した…

スポーツ雑感(前)

大相撲九州場所も終った。朝青龍が史上初の7連覇と年6場所を完全制覇した。琴欧州の大関昇進で角界は“欧”弱りしているとか。現在の外国人枠の「1部屋1人」制をいずれ見直す時期が来ると先代の佐渡ヶ嶽親方。欧州各国から日本に来たくて仕方がない若者が多い…

高額の買い物

耐震強度の偽装問題で日本中がてんやわんやの大騒動になっている。テレビに出演した弁護士が「物権の所有権は手放すが、ローンだけが残る可能性がある」と云っている。眠られずに困っている住民の方々への補償が急務だ。 手品師のマギー司郎さんが「徹子の部…