今日の政治の雑感

 自民党総裁選に立候補表明した谷垣禎一財務相靖国神社を参拝しない考えを示した。それに対し小泉首相は「中国が反対しているから止めた方がいいのか。思想・良心の自由という問題に波及してくる。」と云ったそうな。
 人(国家も同様?)は付き合いが肝心だから、「止めとけ」という人がいたら「喧しい、ごちゃごちゃ言うな。俺は俺だわさ」と云って無視するより、耳を傾けた方がいいと思う。私は当初、小泉さんに賛成していたが最近ではそう考えるようになった。一国の代表者は公人だから私人の側面を引っ込めるべきではないのでしょうか。総理大臣職を離れたらお好きなだけ行けばいい。
 ところで、地球上に人間が出現した時国家は無かった筈だ。それは漸次形成されたと思う。だから「個」が先に来る。卵と鶏の話とは少し違うように思う。その意味で小泉さんの言う「思想・良心の自由」は一方では分からない訳でもないのだが…。
 さてさて話が飛躍するかも知れないが、米国とイスラエルが世界戦争史の前面に出ているような気がする。日本国は百パーセント米国の子分ではまずいのではないでしょうか。