英語と義務教育
小学生に英語を学ばせるかどうかについて検討してきた中央教育
審議会の外国語専門部会がこのほど、5年生から週1時間程度を必修
化する必要がある、との提言をまとめました。
私が英語に初めて接したのは勿論、中学1年生の時でした。東京の
有名私大を出たばかりのハンサムでかっこいい青年教師でいっぺん
に好きになりました。ジャック&ベティの教科書で I am
a boy とやった頃が懐かしいです。また、テープレコーダーで映画
の台本などを使っても勉強しました。「ローマの休日」や「真
昼の決闘」などが教材でした。また、近所の教会で会話教室を開い
ていたのでそれにも参加しました。なんやかんやと、若い頃は英語に
関わっていましたが、結局、それを職業にしたわけでもないので、途
中で関心がなくなってしまいました。どうせ時間を費やすのな
ら日本語を読もうとの気になったのだと思います。
さて、小学生から英語を必修化するとの動きは時の流れから必然
的な現象なのでしょうが、私は選択でいいのではないかと思い
ます。それより日本語の敬語か簡易化された源氏物語でも教えた方が
よろしいのではないでしょうか。でもやはり、これは少数意見でしょ
うね。