ブルース

 これまで、たくさんの歌謡曲を聞いた。ブルースという分野がある。女王・淡谷のり子の「雨のブルース」、僕が学生のころ流行った、歌手の名前は忘れたが「受験生ブルース」、森進一の「盛り場ブルース」、青江三奈の「伊勢佐木町ブルース」(タタッァタ・タッタッタ・タ・アーン・アーン)など。そして、ご当地ソングの走りで、爆発的なヒットとなった「柳ヶ瀬ブルース」などである。
 さて、《野田聖子さん当選おめでとう。》だが、これからが大変そう。あの売れっ子No.1の男性エコノミスト竹中平蔵氏は、同類の佐藤ゆかり女史への応援演説で、次のように発 言した。「郵政民営化法案に反対した人は、たとえ当選しても、自民党へは戻れません。」
 聖子さんは、議員としての実績を強調しました。今後の推移を見ないと、まだ分かりませんが、自民党の公認として、ゆかりさんが当選しているわけですから、今後は自民党員としての実績は残せないのでは。当選の嬉しさもつかの間、これからは、いよいよ暗い、憂欝(まさにブルー)な気分にならざるを得ないのでは。
 そこで、宇佐英雄(作詞・作曲)と美川憲一(歌手)のコンビが“聖子のブルース”を世に送り出そうと、狙っている。…これはガセネタだろうか。僕はそれが、現実になることを、真剣に願っている。大ヒット間違いなしだ。“俺は待ってるぜ”。 
 いづれにせよ、野田聖子さんの、今後の動向が注目される。