禁煙社会の一面

 タバコが話題になっている。私はもう長い間吸わない。喉が変になってしまうので自然に止まった。今の私にとっては何の関係もないが一言。
 新聞報道によると、愛知県看護協会の調査で、看護職の2割が喫煙していることが判った。結果、同協会は「…悪いモデルになってはいけない。意識が低いのは看護職として恥と、自覚できるようにしたい」としている。しかし、「喫煙は個人の自由」という意識が浸透しているとのことである。
 ところで、酒を呑みながらの談笑の折タバコを吸って一息つく。そして再び酒を呑む。なかなか良かった。気分が落ち着きストレスの解消になっていい。煙も気にはならない。レストランなどに行くと必ず「たバコはお吸いになりますか」と尋ねられる。そんなことはどちらでもいい。隣でぷかぷか吸っている人がいても全く気にはならない。私の中には嫌煙権などは存在しないらしい。看護職であってもタバコの好きな方はどうか御自由にお吸いになって下さい。なにも患者さんの前でそれみよがしにすぱすぱやる訳ではないでしょうから。それと患者の側だって、看護職の人が吸っているから自分もそれを見倣うなどという馬鹿な人はいません。吸いすぎは有害だ程度のことは誰だって知っています。
 看護職だといっても普通の人間です。患者さんの見本になるなんて綺麗ごとです。「悪いモデル」になるなんて心配も杞憂だと思います。どうしても駄目なら法律で禁止すればいいんです。