健康についての雑感

 今日は思っているまゝ健康についてです。以前は成人病でしたが最近では皆が生活習慣病と呼んでいます。この言葉を最初に提唱したのは聖路加国際病院日野原重明先生だそうですね。
 さて、私のこれまでの経験また見聞きした些細な事の中で印象に残っていると言えば、それは「ダイエット」です。その関心は女性ほどではないにしろ肥り過ぎは嫌でしたので随分と気を遣いました。
私はアルコールを中心とした食生活で米飯を殆ど摂りませんでした。そういった不摂生が若い頃から55歳位まで続きました。小学5年の頃からビールやワインをたくさん飲んでいましたから。胃を悪くしたのが原因で自然に体がアルコールを受け付けなくなりました。根っからの酒好き人間は“意志”では止めることはできないと思います。福沢諭吉は若い頃、相当の酒飲みでした。「福翁自伝」にそう書いてあったと記憶しています。彼の云う「齢を取って自然に飲めなくなった」は、わたしにとっては本当のことでした。偉い人は硬軟両派において云うことが違います。
 また、歌手の弘田三枝子さんの「カロリーブック」が流行ったこともありました。英国の痩せっぽちのツィッギーとかいうモデルさん(だったかな)も話題になりました。一番衝撃的だったのはカレン・カーペンターさんが拒食症で死んだとの報でした。細身の長身はカッコいいですが、やはり間違っています。身長と体重のバランスが取れないといけません。
 私は日野原先生の仰ることをきっちり受け止めます。偏食にならないよう、また適度な運動を心がけ健康な老後を目指したいと思います。